猫の鏡台

あだ名はにゃんにゃん。犬が好き

浸透

前の投稿の追加を読み直したら、自分でもよくわからない文章があった。

 

 

別れてから約2ヶ月、まだ2ヶ月しか経ってないのか、でも確実に会う人は変わってるわけです。

信じきれない気持ちはまだあるんだけど、相手からの優しさとか情が、じわーっと乾いた砂に染み込む水のように伝わってくると、人生のタイミングに感謝したくなる。

 

きっと前の彼もしてくれたんだよね。でも前は私がんばりすぎたかも。

 

今はまだ応えられない。色々そのまま受け取ってみようかな。

 

9月22日追記

昨日は色んな出来事がありすぎて、情報が処理できない。よって眠れません。相手を諭すような言葉が出てきたのは自分でも意外。きっと私は自分で思ってるよりいい子です。

 

 

9月23日追記

昨日肌を合わせた人と、もう会わないと決める。昨日の今頃はこれ以上ないくらい密着してたんだよ。24時間でこの変化はおかしいな。また巡り合ったら元気で会いたいよ。幸せでいてね。

 

9月29日

やっぱりあいつはあかん。嘘はダメだ。わたしに会えたこと感謝しなさい。

遠のいて行く人

唐突に別れた。歯車の噛み合わなさは前から感じていた。

あんなに好きで、スペックとかどうでもよかった人。一緒に過ごした時間が遠くなっていく。

2人だけで歌った歌とか、たわいない遊び、よく行った場所。思い出すたびに涙が出たけど、たった数週間で過去のものとしている自分にもちょっとひく。

好きな時間はあっという間だから、その瞬間を大切にしないといけない。彼のことを思い出して何も感じなくなる時も近いから、今のうちにたくさん思い出して、切なさを味わっておく。

 

大切だった人を最後に怒らせたことが悔やまれる。今連絡しても良い結果にならない。「あなたの笑って私を見てくれる顔が好きだった」って伝えたいけど、そんな機会はないかもしれない。

 

楽しかった。でも辛いこともあった。もう同じことは繰り返したくない。元気でね、ってまだ言いたくないな。

 

8.13追記

「君の代わりは他にもいる」と言いながら、最後は「でも君じゃだめなんだ」と突き落とすなんて、なんてひどいんだろう。きっといつか他の誰かにかわるから、今はあなたがよかったんだ。

 

8.14追記

彼の荷物を返すときに、彼から贈られた物を返さなかった。すると「欲しいものはとってくの?」と聞かれ、彼の物は使いかけの調味料から小さなものまで、全て返した。彼に貸してる私の物には触れないままだし、彼からも何も言ってこない。

高かった物もある。彼が自分の要らないものだけ、私に「欲しかったらあげる」と言う上から目線には「お前何様だ。贈与の関係で生きて行きたいと言ったその口で、何を言う」と思う。

こんな風に懐かしくなったり、腹が立ったりを繰り返しています。

クレドポーのブリヤンレーブルエクラ

今年1月に販売されて、評判のグロス。タッチアップして気に入ったんだけど価格に躊躇していたら、母親に買ってもらえました!

 

両親と出先のデパートで口紅を忘れたことに気づき、安いリップ(KATEのCC。500円くらい)を買うからドラッグストアに寄りたいと言ったら、「ドラッグストアを探すのも大変だからこのデパートで買いなさい」と。

お母さんより高い化粧品つかってごめんね…でもありがとう。

 

ベタつかないし、ツヤがあるけど色もちゃんと出る。

クレドのリップとオペラのリップを比べたときに、価格差があるのは当然ながら、発色とツヤの両立に大きな差があると思う。

オペラもいろんな種類があるけど、ツヤを重視すると色が上滑りしているように感じます。かと言って発色の良いタイプを選ぶと、乾燥する。

 

モチは当然口紅に比べたらよくないけど、つけ心地が大好きで使っています。

他所に行ったら

生まれ育った土地と違う場所に住むことになったら、その土地出身の人と付き合うといいと思う。

いくら本を読んだり、自分で足を運んだらしてもわからない昔の土地柄がその人を通じてわかるから。

 

と、京都の本を読んで思った。

 

個人的にはあっさりしてて付き合いやすい人は大阪人、エスコートしてくれる人は東京の男の子だったな。京都人はプライドがあって繊細で、まぁそんなところが好いんでしょうね。

 

「君の名前で僕を呼んで」

2時間は長い。別れの前に2人で旅行するシーンはなくてもいいと思う。朝、目が覚めたら恋人が置き形見のシャツ1枚を残して旅立っている方が、別れの切なさが際立ったんじゃないかな。

 

エリオの演技が繊細。アメリカ人のオリヴァーはでくのぼうで、せっかくの恋物語に入り込めない。

 

エリオのお父さんもお母さんも、初体験の女の子もみんな優しい。

1980年代初頭で、お父さんの息子に対する包容力はすごい。私もなんだかなぐさめられてる気持ちになった。

 

熟した桃?アプリコット?での遊びはいただけなかった。阿部定映画の、刺身を女性器につけて食べるシーン思い出しちゃった…あこでオリヴァーいらんねん。

エリオだけの、カラヴァッジョを思い出すような一人遊びであってほしかった。

 

歌舞伎座四月大歌舞伎・夜の部

仁左衛門さん「一世一代」の「絵本合邦辻」。

 

太平次の自分の欲望に甘い目つきが、知人を思い出す。

歌舞伎は型の様式美と言われるけど、仁左衛門さんが太平次と大学之介という一人二役に血を通わせて演じている。

歌舞伎座三月大歌舞伎・夜の部

この目で初めて見るタカタマコンビの恋人役「於染久松色読販」不良夫婦が人をゆするお話。

玉三郎のあだっぽい女房役がよい。早替りの場が省かれていたので、南北物として物足りない。

 

次の踊りも仁左衛門玉三郎の「神田祭」。息のあった様子は宝塚の名コンビを見ているようで嬉しくなる。

 

最後が玉三郎演出、壱太郎演じる「滝の白糸」。これはやっぱり新派で演じるものじゃないかしら。感覚が合わない。壱太郎が玉三郎の口跡に似ていた。

あらすじの感想にふれると、「白糸ちゃん、そんなにつっぱしったらだめだよ…」と苦い思いで観ていた。

白糸は旅芸人の女。舞台の上でこそ「太夫」とあがめられるけど、舞台をおりればその身は全てお客様に見ていただく預かり物、とたしなめられる。自分を主役として生きてはいけない身分なんです。スポットライトは浴びるけど、中身はウブな女の子。

ある日偶然、初対面の男の人にお姫様だっこで早馬に乗せられたものだから、白糸は一回の逢瀬ですっかり恋に落ちてしまう。その男の子は今は訳あって貧しそうだけど、人品骨柄いやしからぬ青年。

後日、偶然二人は再開。はしゃぐ白糸と、白糸が誰だか思い出せない青年の欣弥。

テンションが噛み合わないまま白糸は欣弥が勉強したいけれどお金がないことを知り、「だったらあたしに応援させてくださいな」と言う。

ここで欣弥が一気に引いているんですね。欣弥にしてみれば、初対面のようなのにこの女の子はやけにはしゃいでるし、勉強のお金を出してくれると言う。初めて会った人にお金を出してもらうなんてなんだか怖い。

白糸にしてみれば、ここで欣弥と再開できたのは運命。何としても縁を切りたくない。自分にできることはないかと考えて、旅芸人の自分ならではの、普通の女の子にはないような稼ぎを差し出そうとする。欣弥に「その目的は?」と聞かれても、欣弥と付き合いたいという本心を言えず、「あなたの夢が叶えばいいの」なんて言っちゃう。なんでそこだけ乙女なの!お金出してあげるなんて、女社長みたいなこと言ってるのに。本当は、彼とまた会いたいだけだよね。

一方、欣弥くん。どうもこの女の子はお金に困ってないみたいだし、自分は勉強もしたいしなぁ。その見返りを聞いても「勉強してくれればいい」って特に変なことも言ってないし、さらにちょっと突っ込んで聞いて見ても「わたしと家族みたいな付き合いをしてくれればいいの」としか言わない。それならできる!

白糸ちゃんにしてみれば、家族=わたしと結婚して…って気持ちだったんじゃないでしょうか。でもその言葉は直球すぎて口に出さず、やっと言った言葉は彼に裏を読んでもらえない。

 

二人は息が合わないまま、白糸が仕送りをするということで別れます。

その後白糸のおかげで学び無事職を得た欣弥は、白糸を迎えに行くこともなく、二人はある裁判がきっかけで死を迎えます。

 

白糸の恋心は可愛いんだけど、それはあくまで自分のもので、欣弥くんにとっては怖くてびっくりさせられるものでしかなかった。二人は死の世界に旅立ちますが、あの世でも結ばれることはないんじゃないかと思う…見る方向が違うままだから。

欣弥は鈍感で考えるとなんだかイライラしてくるんだけど、やっぱり白糸が可愛い乙女に見えて、実は自分しか見てないことが原因な気がする。

 

歌舞伎座でこんなことを考えるのも楽しいですね。